セル結合を含む表のデータモデル
第7回 データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2015)にて発表(学生プレゼンテーション賞受賞)
概要
セル結合を含む表は,Webページやスプレッドシートなどの電子データをはじめ,一般の印刷物でも多用される.属性値の冗長性が低下する,集約値を記録できるなど,セル結合の利用は人間にとって利点が多い一方,結合セルの値が何を表すのかというセマンティクスを明示できないため再利用性が低く,機械的な利用が困難だという欠点もある.本研究で提案するデータモデルでは,集約関数によりセル結合のセマンティクスを表現できることに加え,OLAPで用いられるroll-up/drill-down操作を導入してセルの階層関係を操作できる.これにより,セルの結合や分割を機械的に行えるため,セル結合を含むままで集計処理を行える.